日々是好日。

秋田 ヨガまるのブログ

できた!

今日のレッスンは誰もいなかったので自習練。

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シルシャーサナはヘッドスタンド、三点倒立としても知られていて
アーサナ(ポーズ)の王様とも言われています。
それは難易度が高いから、ということよりもポーズの効果の由縁かも?
頭が下になる逆転のポーズは総じて脳に血液がいくので脳が活性化します。 
もちろん脳だけじゃなく、普段重力で血液、水分、老廃物…様々なものが下に下にと溜まっていきます。
それを上下逆転させるわけですから、なんか元気になる感じ、しますよね(^^)
そしてそれ以上に、少なくとも大人になってから普段の生活で逆立ちしてみよう!とか
思う瞬間ってありますか??!
これはヘッドスタンドに限らず、スポーツをしている人が目的をもってトレーニングする以外で
開脚してみよう、とか片足立ちになってみようっていうこと、なかなかないんじゃないかな。
ヨガをしている間、いくつものポーズをとる中では何度もそれを繰り返しています。
その「挑戦する気持ち」→「内観・観察」→「発見(気づき)」
これこそがヨガをしている人が若くみられる一つの理由でもあると思う。
多くの人が少年少女の頃は好奇心があって、些細なことにも驚いたり喜んだり
周りの大人に「無理だからやめなさい」って止められてもチャレンジしたりしてたはずなのに
段々大人になるにつれ、予測して無駄だと思うことには不要なエネルギーを使わないようになる。
大きなダメージを避ける代わりに大きな感動も少なくなっていく。
日々の中にある小さな発見や喜びに鈍感になっていってしまう。
それこそが脳の老化です。
ヨガを続けることは、内観して自分の中の小さな変化を観察するトレーニングの時間。
いつでもフラットでいろいろな方向にアンテナを張り巡らせるスキルを身につける練習なんです。
 
ヨガレッスンのクラスを持つ先生であっても、1人の練習生であることには変わりません。
シルシャーサナ、今年こそできるようになりたいなあって思っていたけど
こんなに早く補助なしでできるなんて思ってもみませんでした。
アーサナはできるようにするんじゃなく、その時がきたらアーサナのほうからやってくるって聞いてましたけど、まさに今日がその時だったかも。
いつもと同じように段階を踏んで練習してたけど、なんだか今日は「できない、こわい、痛い」って気持ちがなくて
先生達がアドバイスしてくれた言葉を、頭でなく体が理解したっていう感覚。
この瞬間があるからヨガを続けているんだなーって実感しました。
 
まだ普段のレッスンで生徒さんにシルシャーサナを指導できる段階ではないけど
他のアーサナで、いつもより開脚ができた!とか、片足立ちが安定してきた!とか
そういう瞬間をたくさんの人に感じてもらいたいなーって思っています(^_-)-☆